

【特別決議を読み上げる後藤さん】
| 静岡空港に関する特別決議 静岡空港は無駄な公共事業の典型である。反空港全国集会に参加した私たちは静岡県 が空港建設を強行しつつあることに、あらためて深い憤りを覚える。 この空港は、取り返しのつかない貴重な自然を大規模、決定的に破壊する。その用地内 では新しくオオタカの営巣木も確認されている。これ以上の工事の強行は、環境保全を重 視する国民世論にまったく逆行するものである。また、需要予測は著しく過大で、大規模空 港に隣接してこの地方空港を建設することは、利便性や採算性の見地からも基本的に無 意義である。 この空港はさらに、旅客・乗務員・地元住民の安全確保の面からも少なからぬ危険性を はらんでいる。安全性にいささかの疑問のある空港は絶対に許されてはならない。そして、 用地取得は難航の上にも難航を重ね、今日なお用地の核心的地点を確保している個人及 び共有の多数の反対地権者は今後とも用地取得に応じる事はあり得ない。静岡県がもし 強制力を持って土地を取り上げようとすれば、私たちは理不尽な公共事業に反対する全国 民の世論をバックにして対抗し、断固としてその試みを粉砕する決意である。 県民の支持もない無数な静岡空港の建設は、即時中止することを厳しく要求するとともに、 静岡空港反対に対する国民・静岡県民の一層強い支援を訴える。 以上、決議する。 2002年11月23日 11・23反空港全国集会inしずおか 参加者一同 11・23反空港全国集会宣言 日本の航空行政が場当たり主義を続け必然的に行き詰まった結果、軌道修正を迫られた 国土交通省はおぼつかない足取りで拠点空港整備に重点を置き、静岡、神戸を除く地方空 港については新改・拡張の中止、凍結という方針を打ち出した。しかし、その実態は族議員、 ゼネコン、官僚、航空業界の利害調整の域を出ず、国民の求める施策からはほど遠いもの であり、成田に見られるように地域住民の生活圏を脅かし、地域から追い出しをはかるとい うものでしかない。これに対し、地方空港において播磨、滋賀などのように市民の強力な闘い によって計画中止という極めて大きな成果を上げた反面、静岡、神戸両空港においては旧 来の手法と発想そのままに建設が強行されつつある。 また、20年におよぶ闘いを続けている新石垣空港や福岡新空港計画などにおいても、事 業のごり押しは歴然としている。 しかし、私たちはムダな公共事業に反対する全国的な闘いを通して、市民の意思を無視し て一方的・権力的に事業を進めてきた行政を根本から問い糾し、各地で住民投票直接請求 運動をくりひろげて国と自治体を追い詰めている。 反空港全国集会は、成田・関西・中部・羽田などの拠点空港建設をめぐる政府・国土交通 省の上意下達の事業堆進と犠牲の押しつけを断固拒否して闘うとともに、神戸、静岡、新石 垣、新福岡など、ムダな地方空港建設の横暴に対し力を合わせて立ち向かうことを宣言す る。 2002年11月23日 11・23反空港全国集会inしずおか 参加者一同 |