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静岡空港・事業と補助金交付
継続に断固抗議する!

●2004年3月29日                           

                            抗議声明

 国土交通省は、社会資本評価システム検討委員会航空部会による再評価審議を経たとして、
静岡空港につき事業と補助金交付の継続を決定しようとしているが、これは極めて不当であり、
良識ある静岡県民の到底容認できるところではない。

 検討委員会は、“密室の審議”をもって、過大な需要予測や路線開設の不確実性、事業進捗
の不可能性、世論の批判等を無視し、静岡県とのなれあいのもとに、無責任な結論を導き出し
た。われわれはこの結論と国交省の方針に厳しく抗議するとともに、税金無駄づかいの象徴で
あるこの空港建設をあくまで阻止するために、全力をあげてさらに断固たるたたかいを構築して
いく。


1. 国交省の再評価は、事業の必要性に関する基礎的数字の不整合性を修正することを怠った
 偏向的・一方的で形式的なものであり、客観的で公正なものではない。

2. 再評価は、用地取得の絶対的な膠着により事業進捗の可能性がない事実を無視し、知事『確
 約書』を反古にする用地の強制収用を容認するもので、著しく正義に反する。

3. 再評価は「全国的にみても最も無駄な公共事業」という声が高い静岡空港について、世論の
 動向を無視し、まったく甘い態度で県に加担している。

4. 再評価は“密室の審議”に終始し、官僚的・権力的な秘密主義をもって静岡県民と国民の検討
 と批判を封止した。

5.  そもそも、公共事業に関する再評価制度の趣旨からすれば、着手後10年も経過してなお完成
 しないような事業は、客観的にみてそれもやむを得ないとする相当な理由がない限りは中止する
 のが当然である。この空港建設はまさしくそれに該当する。

6.  国と地方自治体え合わせて80兆円にもなんなんとする借金を抱える超破壊的な財政状況のも
 とで、公共事業の改革はなお、その緒にもついていないと言うべきである。静岡空港のごときは税
 金無駄づかいの典型として即時中止すべきは自明の理である。