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監査請求にあたっての声明



●静岡県職員措置請求書

                              空港はいらない静岡県民の会
                              共同代表  佐野慶子 島野房巳
                                      鈴木卓馬 竹野昇 吉本健一


 静岡県知事は空港事業の将来展望もなく、完全に行き詰まった用地取得について「土地
収用」手続き開始を決めた。この方針は県政の意志決定における石川知事のまさに「暴走」
であり、県民を欺く暴政と言わなければならない。
 しかし、このような行政権力の「暴走」を県民世論が受け入れるはずもなく、ましてや事業
認定庁である国土交通省が「成田の教訓」と国の財政事情を無視して事業継続を許し静岡
県の横暴を容認する事は出来ないはずである(我々との交渉5月30日において国土交通
省の担当者はこの点について明確に回答した)。
 仮にも強制的な「土地収用」による事業の強行は、地方空港のほとんどが存続の危機に
あるなかで、時代の流れに逆行するばかりか、静岡空港問題を全国的な一大焦点に押し
上げ、ムダな公共事業に対する国民世論の激しい批判を呼び起こすだろう。それにも拘わ
らず、石川知事は8月末ないし本年末までに事業認定申請に踏み切ろうとしている。追い
詰められているのは静岡県と知事であり、暴走の結果、静岡県と知事は決定的な錯誤に
陥るだろう。
 今回の監査請求は、事業認定申請に対する県民世論の厳しい批判の先駆けであり、わ
れわれは空港不要という世論をますます強め、あらゆる闘いの手段に訴えて、断固「土地
収用」を阻止する決意である。

                                             2003年6月27日