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| 静岡空港問題、国会で追及! |
| ●7月15日参議院決算委員会(参議院議員海野徹) 『静岡空港』 続いて、扇千景国土交通大臣に対し、海野徹議員は、「国民は、公共事業に対して大変 厳しい評価をしている。正に厳格な政策評価、事業評価が今求められているのではない か。地方の主権のためにも、補助事業を廃止しない限り、国が地方を支配する中央集権 体制は打破できない。国土交通大臣は、聖域なき構造改革を、特に地方空港の中でもや っていく必要があるのではないか。『赤字が見込まれる地方空港』がある。総務省とか国 土交通省から、『需要を過大に見積もって公共事業を確保する、というのが従来の手法 だった』、そういう反省のコメントも出ている。 着工はしたがいろんな問題点があって着工が遅れている。しかも、どう考えても需要が 過大であるというような空港については、やはり見直すということが必要ではないか」と質 問しました。 民間だったら、80年代のバブルのときに夢を見たものは、もう90年代、2000年になっ たらもうその夢は見ない、行政もそれをやるべき。ましてや、そのときの需要予測が極め て過大であったということがどう考えても明白になった場合は、『補助金等適正化法第十 条』、これによって、むしろ大臣の方で、もうこの事業は前提が崩れている交付決定を取り 消す対象になり得ると思います。如何ですか」と質問しました。 扇千景国土交通大臣は、「補助金をカットする条件、一つが法令等に違反していないこ と。二つ目が事業の目的及び内容が適正であること。三つ目が金額の算定に誤りがない こと。今、海野議員がおっしゃるのは、この二つ目の事業の目的及び内容が適正かどうか、 これも私は検討項目に、今のお話聞いていても、だれが見ても該当して検討する必要があ ると。三つ目の、金額の算定に誤りがないかどうか。これも私は問題になる。静岡空港は 第三種の空港で、総経費が560億円、そのうちの国が310億円を負担します。財務省等 々も、この査定が、誤りがないかどうか。また、土地の取得がどの程度できているか。まだ 100%に至っておりません。土地取得については、静岡県のお出しになった条件の中の 一つですから、100%に達していない場合はどうするか、今後問題になってくると思いま す」という答弁でした。 ■海野徹議員HPより転載 http://www.unno-toru.com/fax.39.htm ●7月23日衆議院決算行政監視委員会第四分科会議録 ○津川分科員…地方空港について質問させていただきます。 地方空港も、過剰投資にならないように、需要に見合った整備が必要であるということは、 総務省さんの指摘もありましたし、以前にも大臣にお話をしましたが、会計検査院さんの 方からも需要予測はしっかりやるべきだというような話がありました。 そこで、静岡空港というものがございますが、これも今県が需要予測に対して見直しを行 っている状況でありますが、それが終わった段階で国としてはどういう対応をする予定なの かということをお伺いしたい。これは局長、来ていただいていますよね。 それからもう一つ、時間がないからついでに大臣にお伺いをいたしますが、本四、本州四 国連絡橋は三本つくる必要がなかったかもしれないということを何度も大臣はおっしゃいま す。結果的にはそうだったのかなと思います。 例えば、空港の話も、近畿にどうかと。関西国際空港というものに集約しようという議論で 始まったものが、いや、でもやはり伊丹にも残そう、神戸もつくろうかなと。それでは関空の 立場はどうなるんだろうと私は思います。 確かにそれは、神戸の方にとっては神戸空港の方が近いかもしれないし、伊丹はそれは それで使いやすいかもしれませんが……(発言する者あり)今、違う違うとおっしゃっていま すが、やはりそこは、その中の一つに絞って収れんをしていく、神戸の地域あるいは伊丹の 地域の方々にも利用していただきやすいようにする方が国土政策としては正しいのではな いか。 静岡につきましても、空港が必要であるという意見もあります。地元からも、ぜひつくって ほしい、ぜひどんどん推進してほしいという声もあります。ただ、本当にこの地域にこういっ たものが必要なのかどうなのか。需要予測をしっかりやった上で、多少赤字になっても、そ れは県がやることであるから県民が最終的には決断をすることかもしれませんが、そうい った需要予測等々につきましては、国も相当責任を持って指導をしていただきたい。この 二点、お願 いいたします。 ○深谷政府参考人 静岡空港についてのお尋ねでございますけれども、私どもといたし ましても、昨年の十二月、国内の航空需要予測のガイドライン、これをつくりまして、このガ イドラインに基づいて需要予測をやっていただけるよう、地方公共団体等に通知をさせて いただいたところでございます。 これを受けた形で、ことしの六月、静岡空港の設置管理者でございます静岡県におかれ ましても、需要予測の見直しに着手するという旨の方針を表明されております。これは先 生今御指摘のとおりでございます。 国土交通省といたしましても、この県の需要予測が適切に行われるよう指導をしたいと 思いますけれども、その需要予測の結果によりましては、これはまた補助金等の取り扱い も含めまして、県ともよく相談していく必要があるかもしれないというふうには考えておりま す。 ○扇国務大臣 今の需要予測は局長が答えましたとおりですけれども、私は、ぜひ津川 議員に、あなたのような若い人たちは、日本の今後はどうあるべきかを考えていただきた いと思います。 それは、ある時期、一県一空港という要望もありました。一県一医大という要望もありま した。私は、日本国土の中で、一県一空港が果たしてできるのかどうか。 そういうことから考えますと、今の津川議員が例を挙げられました関空、伊丹、神戸、安 全性から考えても、関西国際空港の管制空域、伊丹の管制空域、両方からの空域があ って、その谷間を神戸空港から飛び上がろうという、パイロットにとってもこんな危険なこと はありません。 では、静岡はどうなのか。羽田、横田、それから中部国際空港、静岡そして空域圏の地 図を見ていただいたらわかりますけれども、米軍と自衛隊の空域、そこに日本の民間空 港の空域、どれだけ米軍と自衛隊に大きな空域をとられているか。果たしてそれで国民の、 乗客の安全性、パイロットの精神的な重圧、そういうものを取り除くことができるのか。 まず、私たちは、利便性も必要ですけれども、何よりも安全性というものを国土交通省と しては図っていかなければいけない。いささかもパイロットに、この空港は危険だなと思わ れるような空港をなるべくはつくりたくない。 そういう意味で、今後大きな、今の局長が見直しますと言ったことプラスアルファ、私は、 国土交通省として、国民の要望はわかりますけれども、果たして安全性が保たれるか どうかという基本理念に基づいて、私たちが安全、安心な空港づくりをするということが将 来のためになると思っています。 ○津川分科員 終わります。ありがとうございました。 ■議事録は下記まで。 http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kaigiroku.htm ●9・11参議院決算委員会/海野徹議員質問/静岡空港 ○国務大臣(扇千景君) もうこれ海野議員、百も御承知なんだろうと思いますけれども、 補助金を出しますときに、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律というこの 法律がございまして、補助金を出す場合の三つの要件というのがあるのは海野議員先 刻御承知なんですけれども、念のために申し上げたいと思いますけれども。 この補助金の適正化に関する法律の中で、一つは、少なくとも法令に違反しないこと、 していないこと、そして二つ目には、少なくとも事業の目的及び内容が適正であること、 そして三つ目には、金額の算定に誤りがないことという、この補助金の交付するときの 法律に三つの点が書かれておりますので、私は少なくとも、現在、静岡空港につきまして は、本年の六月でございますけれども、県議会で、今、先ほど海野議員がおっしゃったよ うに、知事が改めて需要予測の見直しの検討に入るということをおっしゃったと私も伺っ ておりますけれども、現在、県において年内で取りまとめをされるということでございます ので、私は基本的にこの法令に違反しないかどうか。これは再審査したりあるいはもう一 度念を押したりということは当然のことですけれども、今申しましたように、六月に県議会 でおっしゃった知事の本年をめどにというこのことを私は、国土交通省としては見ていきた いと思っておりますし、精度向上のために、また透明性の確保の観点から指導して、そし て見直しの状況を踏まえながら、補助金に係る予算の執行の適正化の法律の三つの要 件に関しても、今後その答えを待って再検討をしていきたいと思っております。 |
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