
2000年11月22日・「美しい球磨川を守る市民の会」から
HPはこちら http://kawabe.technologic.co.jp/index.html です。
●川辺川ダム入門編
| ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 川 辺 川 大 集 会 〜ゆるすなムダな公共事業 川辺川ダム〜 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 12月3日(日) 午後3時会場 3時半開演 相良村総合体育館(相良村役場となり) * * * * * だ か ら 今、 風 を お こ そ う * * * * * 農民が、漁民が、一般市民が一同に集結して 川辺川のために立ち上がります。 農家はダムの水はもういらないと怒りをぶつける 漁師はダムで殺される鮎と球磨川の代弁者として、無念さを訴える 水害体験者はダム放流による危険な水害をアピール ある若者は、正調「ダムむだソング」を歌う 大物政治家は、馬鹿なお役所仕事のやり方を報告 漁協組合員は、なりふり構わぬ推進派をバクロ あるゲストは、税金の無駄遣いを怒る あのうんばば中尾さんは そう、いつものようにきつーく言い放つ さて、あなたは・・・・・ ★ 「私にもひとこと言わせて」 希望者募集中!★ あなたのメッセージを、全国に、政治の場に届けよう。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ★会場までの車のパレードも企画しています★ ★オプション「熊本市からは川辺川バスツアー」で会場入り★ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◇主 催 川辺川大集会実行委員会 ◇問い合わせ先 八代/0965ー32ー7759(つる) 人吉/0966ー22ー3917(重松) 熊本/096ー349ー8090(西田) ◇入場カンパ お一人500円 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− <ダム、ちょっと変?!と思っている人、今こそお集まり下さい> ■■■■■ 川 辺 川 大 集 会 ■■■■ 今、全国から注目を集めている川辺川ダムは、ムダな公共事業の象徴 として与野党で政争の火種となりつつあります。地元の合意もとれていな いのに、ここにきて国は一方的に強権を振るおうとしています。納得のい かない人、不安の方、異論反論のある方、問題点がわからない方、お気 軽にお越しください。当日は流域のみならず全国からいろいろな人が集ま ります。この問題についてみんなで声をあげ、ダムを阻止しましょう。 ☆「日本一の清流」☆ 98年、環境庁は川辺川の水質を「日本一」と 認定しました。 「尺アユ」などを育むその清流 がもたらす経済効果は年間70億円を 下らないと試算されています。建設省の「強制収用」をちらつかせなが ら強引に球磨川漁協をねじふせようとしています。これには球磨川漁 民も全員怒っています。 ☆ 農家の迷惑 ☆ 利水農家は過半数が水は足りているので川辺川ダムからの水は必 要ない。またその経済的な 負担にも耐えられないとして裁判で争って います。そもそも熊本地裁でも合意の取り方にかなりの問題があった ことを認めています。幾多の苦難の末、やっと採算が合うようになった 農家に新たないらぬ負担を背負わせるもので、大半が事業に参加し ないと当惑しています。 ☆ 「市房の3倍」ダム ☆ 高さ107.5m。総貯水量1億3300万t の川辺川ダムは市房4300 万tの3倍以上。 川辺川ダム建設の発端となった昭和40年の大水害も、 実は5年前に完成していた市房ダムの緊急放流が被害を拡大させた と人吉の水害体験者は語っています。6年前に人吉市有権者の 過半 数以上がダム反対に署名しました。流域住民にとって、川辺川ダムは ダム洪水被害を増長させる危険な施設以外、何ものでもありません。 ☆巨額の借金☆ ダムを作るには予算として2650億円計上されています。そのうち熊本 県の負担金だけで880億円。県民一人当たり5万円にもなります。すで に1兆円以上の赤字を抱える熊本県はムダなダム建設へつき合って、 さらに借金を作ってしまいます。 “一人5万円も、払わんばんと?!” −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【協賛団体(順不同)】 川辺川・球磨川を守る漁民有志の会、川辺川利水訴訟原告団、 球磨川大水害体験者の会、美しい球磨川を守る市民の会、 子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会、 子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る福岡の会 子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る関西の会 子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る東京の会 清流球磨川・川辺川を未来に手渡す流域郡市民の会、 やまんたろ・かわんたろの会、ブナの森を育てるの会、 脊梁の会、環境共育を考える会、地球村やつしろ、 クマタカを守る会、八代女性市民の会 ============================ 二見孝一: kfutami@kis.co.jp 先般、建設省は川辺川ダム事業に伴う環境保全の報告書として「川辺川ダム事業にお ける環境保全への取り組み」を公表致しました。ダム建設に伴う環境への影響評価や その保全策については、私たち流域の市民団体は大きな関心を抱いています。そこで 今年の8月5日に実行委員会を結成し、市民団体と専門家合同で建設省の報告書の検 証を行いました。 検証の結果、建設省の報告書の内容は、残念ながら、恣意的で客観性に欠けるもので ある事が明らかとなりました。 この結果を受けて、市民による「川辺川ダム環境保全報告書」検証会の実行委員会で 建設省への要請を行う事としました。この要請書は、163団体という多数の市民団 体・環境団体の団体連名を頂く事が出来ました。 皆さんのご支援に感謝致しますと共に、今後も引き続きご協力をお願い致します。 ●建設省川辺川工事事務所に要請書を提出してまいりました。 10月11日に市民団体・環境団体の代表の皆さんと一緒に川辺川工事事務所に川辺 川ダムの環境調査のやり直しの要請を行って来ました。今回の要請書提出には、マス コミ10社が取材に訪れました。 建設省の対応は、前任者の異動により、新任の川崎設計課長でしたが、うかつな事を 言うと尻尾を出すからなのかほとんどノーコメントに近い状態でした。新課長には今 回初めてお会いしましたが、市民への対処法だけは前任者からしっかりと引継ぎされ ていました。 川辺川ダム事業 環境調査やり直しを 建設省に要望 http://www.kumanichi.co.jp/dnews/20001012/kiji1_0000003460.html 新聞記事を抜粋します。 川辺川ダム事業をめぐって、全国の自然保護団体や市民グループなど百六十三団体は 十一日、建設省が六月に公表した環境調査報告書は「内容が不十分」として、調査の やり直しを求める要請文を同省川辺川工事事務所(金尾健司所長)に提出した。 要請文では、球磨川下流域や八代海沿岸の環境に与える影響など、二十一項目の調査 が不十分または不適切として、専門家や市民団体を交えた再調査の必要性を訴えてい る。 --------------------記事ここまで さて、最近の地元情勢は、大変緊迫してきています。 建設省は、9月28日に土地収用法に基づく申請を行い、強制収用を視野に入れた、 強権発動の準備に入りました。 更に、球磨川漁協の役員がダム推進派により占められ、建設省の意向に沿うような形 で動き始めました。 川辺川の清流は、私たち流域住民みんなの財産です。 この美しい川を守るために、更なる皆さんのご支援をお願い致します。 ●私たちの会では、清流を守るために活動しています。よろしければカンパをお願い 致します。 振込先:郵便局 口座番号 01950−1−13560 口座名義 美しい球磨川を守る市民の会 ●お知らせ: 10月18日の報道番組「News23」では、川辺川ダム問題が取り上げられる予 定です。 ----------------------------------------提出した要請書と賛同団体一覧 平成12年10月11日 建設大臣 扇 千景 様 九州地方建設局長 矢野 善章 様 川辺川工事事務所 金尾 健司 様 川辺川ダム事業における環境影響調査のやり直し要請 熊本県球磨川上流の川辺川に建設が予定されている川辺川ダムについて、先日貴省 から「川辺川ダム事業における 環境保全への取り組み」が公表されました。 そこで、このダム事業が環境に与える影響について関心のある市民グループ合同で、 専門家も交えて、資料内容の検証を行いました。 検証した結果、残念ながら今回の公表資料は環境保全について、必要な調査・措置 が取られていない、極めて不充分な物である事が明らかになりました。 一例を挙げると、ダムによる土砂の供給ストップが下流域の環境に与える影響の調 査や、流域に生息する魚類の分布と環境の様子、具体的量の調査などは、全く行われ ておりません。運良く調査項目として取り上げられていたとしても、九折瀬洞窟など の調査結果にみられるように、何ら具体策を提示しないままであったり、あるいは、 明確な根拠を示していないにも関らず“影響は少ない”“変化は軽微”と結論付けた りするなど、恣意的、かつ客観性を欠く内容になっています。 上記の様に、今回の公表資料が、単なる建設省の自主的調査の枠を出ない、環境影 響評価法の趣旨から外れた、いわゆる「アワスメント」になってしまっているのは、 大変残念に思います。 上記を踏まえて、私たちは以下の2点について、その実現を要請します。 1. ダム本体着工の前に、環境影響評価について調査のやり直しを行う事。 2. 再調査にあたっては、調査範囲や項目、方法などについて、専門家と市民団体 を交えた「川辺川ダム環境影響評価委員会」を設置し、充分な議論の基に進める事。 なお、本件については、10月25日までに連名団体代表連絡先まで文書にてご回答 頂きますようお願い申し上げます。 環境影響調査のやり直しを求める市民団体一同(団体一覧は別紙参照) 不足しているアセスメント対象項目の例 ●ダムによる土砂の供給停止が下流域の環境に与える影響が調査対象から欠落してい る ●ダム下流域への影響についても、全く調査がなされていない。 ●流域に生息する魚類などの分布と環境の様子、魚類などの具体的量の調査がない ●河口の干潟や八代海沿岸に与える影響についても全く調査漏れ ●地下水脈分断や、ダム湖への貯水による地下水状況の変化についても未評価 ●周辺渓流での堆砂対策の砂防ダムの影響予測がない ●水没地域内の廃鉱跡からの重金属類などの流出汚染も未調査 ●ダム湖周辺の地盤の安定性確保、山腹崩壊などの調査項目も欠落 ●通風障害や強風発生など気象に与える影響も未検討 ●非常放水門使用時は、下流域はダム災害に襲われるが、一切言及がない ●ダム本体の堆砂計算や耐用年数の調査結果がない ●廃棄時の取壊しや産業廃棄物などの検討が全くなされていない ●ダム供用期間中の維持管理についての影響調査項目が見当たらない ●遺跡・埋蔵文化財の保全策も未調査 ●代替案の検討が全くなされていない ●生態系を構成する生物の生息量などについてのデータがない 資料に項目の記述はあるが、調査方法もしくは内容が不適切な例 ●九折瀬洞窟の保全については具体的施策は何ら提示されていない ●人と自然との触れ合いについては、定量的統計データが勘案されておらず、恣意的 ●クマタカの生息環境の保全についても、効果的とする根拠が曖昧 ●動植物の生物調査全般については生息環境や生態系として捉える視点が不足 ●水質予測シミュレーションの評価方法が不適切かつ、恣意的に評価している 検証結果の一部を列記しましたが、実際の再調査にあたっての項目や調査方法は、設 置を要望している「川辺川ダム環境影響評価委員会」にて議論をすることと致しま す。 なお、最後になりましたが、各団体等から意見書や質問書が提出されている事と思い ますが、貴省が各団体への回答と称されて川辺川工事事務所のホームページに記載さ れている意見は、「一方的で、恣意的・客観性に欠けた」内容である事を指摘してお きます。 ------------------------------------------ 環境影響調査のやり直しを求める市民団体一覧 ・ 美しい球磨川を守る市民の会(熊本) ・ 子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会(熊本) ・ 財団法人 水俣病センター相思社(熊本) ・ 環境ネットワークくまもと(熊本) ・ クマタカを守る会(熊本) ・ 熊本県クマタカ調査グループ(熊本) ・ 熊本勤労者山岳会(熊本) ・ 川辺川・球磨川を守る漁民有志の会(熊本) ・ やまんたろ・かわんたろの会(熊本) ・ 八代自然観察会(熊本) ・ 清流球磨川・川辺川を未来に手渡す流域郡市民の会(熊本) ・ 八代女性市民の会(熊本) ・ 天草の海からホルマリンをなくす会(熊本) ・ 八代野鳥愛好会(熊本) ・ こことうみの会(熊本) ・ 球磨川大水害を伝える体験者の会(熊本) ・ 脊梁の原生林を守る連絡協議会(熊本) ・ 熊本婦人有権者同盟(熊本) ・ ブナの森を育てる会(熊本) ・ 球磨川さなぼり会(熊本) ・ ネットワーク「地球村」くまもと(熊本) ・ 桃源郷の会(熊本) ・ がんばれ動物クラブ(熊本) ・ 熊本山遊会(熊本) ・ 自然観察指導員熊本県連絡会(熊本) ・ こもんらんど(熊本) ・ 川辺川ダム問題の解決を考える研究者の会(熊本) ・ 内大臣の自然を守る会(熊本) ・ 中ヶ原カヌ―クラブ(熊本) ・ 天草山の会(熊本) ・ 西回りバイパスを考える会(熊本) ・ 平成すみやきの会(熊本) ・ 熊本パラマウントカヌークラブ(熊本) ・ 川辺川船頭組合(熊本) ・ 熊本県勤労者山岳連盟(熊本) ・ ネットワーク「地球村」やつしろ(熊本) ・ 熱帯林と熊本の森を守る会(熊本) ・ 蘇陽町の水と緑を守る会(熊本) ・ コミュニティーネットワーク協会(熊本) ・ レインボ−エッグ(熊本) ・ 天草の自然を護る会(熊本) ・ くらしと廃棄物を考える熊本の会(熊本) ・ 週刊『金曜日』熊本読者会(熊本) ・ ネットワーク「地球村」たまな(熊本) ・ 坂本の未来を語る会(熊本) ・ 仲良し山行会(熊本) ・ 石神山を考える会(熊本) ・ 反農薬水俣袋地区生産者連合(熊本) ・ 水環境会議熊本(熊本) ・ 熊本星と嵐の会(熊本) ・ 八代勤労者山岳会(熊本) ・ 大井手を守る会(熊本) ・ 白川の景観と鶴田公園を考える会(熊本) ・ 球磨焼酎総合研究所(熊本) ・ 異業種ネットワーク平成義塾熊本(熊本) ・ ガイアみなまた(熊本) ・ 博多湾の豊かな自然を未来に伝える市民の会(福岡) ・ 川は川らしく、湖は湖らしくすることを求める原告団(長野) ・ 地球の友ジャパン(東京) ・ 小丸川揚水発電所・巨大送電鉄塔建設問題住民連絡会(宮崎) ・ 子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る福岡の会(福岡) ・ 川辺川観光協会(福岡) ・ 伊勢原の自然と環境を守る会(神奈川) ・ A SEED JAPAN(東京) ・ 雑賀崎の自然を守る会(和歌山) ・ アジア開発銀行(ADB)福岡NGOフォーラム(福岡) ・ Wind TWA(和歌山) ・ 京都・水と緑をまもる連絡会(京都) ・ 吉野川第十堰市民環境アセスメントの会(徳島) ・ 相模川キャンプインシンポジウム(神奈川) ・ 自然環境フォーラム事務局(東京) ・ 長崎県勤労者山岳連盟(長崎) ・ 公共事業チェックを求めるNGOの会(岐阜) ・ 徳山ダム建設中止を求める会(岐阜) ・ 環境共育を考える会(福岡) ・ 綾の自然と文化を考える会(宮崎) ・ 議会改革を求める市民の会(千葉) ・ 尺鮎会(広島) ・ 足羽川ダム反対期成同盟会(福井) ・ 長良川河口堰建設をやめさせる市民会議(岐阜) ・ 北限のジュゴンを見守る会(神奈川) ・ あだると山の会(福岡) ・ 福岡こけもも山の会(福岡) ・ 福岡タートル山友会(福岡) ・ 大牟田ハイキングクラブ(福岡) ・ 福岡ハイキングクラブくさぼけ(福岡) ・ 花咲き山の会(福岡) ・ 田川かたつむり山の会(福岡) ・ サツキマス研究会(岐阜) ・ 子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る関西の会(大阪) ・ E‘WOODクラブ(福岡) ・ メコン・ウォッチ(東京) ・ 宇佐美の自然と文化財を守る会(福岡) ・ 緒方の森を守る会(大分) ・ 佐賀勤労者山岳会(佐賀) ・ 遠賀川の水を守る会(福岡) ・ 西鉄どんぐり山友会(福岡) ・ 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大台ケ原・大峰の自然を守る会(奈良) ・ ネットワーク「地球村」(東京) ・ 子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る東京の会(東京) ・ International Rivers Network(アメリカ) 代表連絡先: 〒866−0831 熊本県八代市萩原町1−2−7 美しい球磨川を守る市民の会 代表 出水 晃 Tel 0965−32−2261 Fax 0965−32−2304 表記上の連名団体は163団体ですが、この中には加盟団体が数百に上る連合団体 や、会員数万人を擁する会が含まれておりますことも特記しておきます。 ----------------------------------提出要請書ここまで 長文にお付き合い頂きありがとうございます。 ----------------------------------------- 美しい球磨川を守る市民の会 二見孝一 メール:kfutami@kis.co.jp または kfutami@biglobe.ne.jp TEL&FAX:0965-43-1051 |
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| 【賛同のお願い】熊本県川辺川ダムにおける環境影響調査のやり直しを求める要望書に賛 同団体として連名していただけませんか? 二見孝一@美しい球磨川を守る市民の会(熊本)です。 私たちは、熊本県に建設が予定されている川辺川ダムが、環境に与える影響を憂慮してい る市民グループです。建設省は先日、「川辺川ダム事業における環境保全への取り組み」 と称した資料を公表しました。 私たち川辺川流域の市民団体が、合同で上記の資料の検証を行いましたが、その内容につ いては大変残念なものでした。そこで、建設省と県知事に、再度調査のやり直しを求める 要望書を提出することと致しました。 つきましては、下記要望の内容について、賛同していただける連名団体を募集していま す。賛同して頂ける場合には、下記のいずれかの方法でご連絡をお願い致します。 要望書提出の日程の都合上、8月23日(水)午前中までにご連絡を頂ければ幸いです。 ●賛同連絡先(下記のいずれかの方法で、8月23日(水)午前中までにご連絡を) メール:kfutami@kis.co.jp 電話 :0965-43-1051(二見)または 0965-32-2261(出水) FAX:0965-32-2304 なお、連名賛同の連絡をしていただく際には、団体の名称と、連絡先をお知らせ下さい。 要望書提出後の事後経過の報告をさせて頂きます。 --------------------------------P1 建設大臣 扇 千景 殿 九州地方建設局長 矢野 善章 殿 川辺川工事事務所 金尾 健司 殿 川辺川ダム事業における環境影響調査のやり直し要請 熊本県球磨川上流の川辺川に建設が予定されている川辺川ダムについて、先日貴省から 「川辺川ダム事業における 環境保全への取り組み」が公表されました。 そこで、このダム事業が環境に与える影響について関心のある市民グループ合同で、専門 家も交えて、市民による資料内容の検証を行いました。 検証した結果、残念ながら今回の公表資料は環境保全について、必要な調査・措置が取 られていない、極めて不充分な物である事が明らかになりました。 一例を挙げると、ダムによる土砂の供給ストップが下流域の環境に与える影響の調査 や、流域に生息する魚類の分布と環境の様子、具体的量の調査などは、全く行われており ません。運良く調査項目として取り上げられていたとしても、九折瀬洞窟などの調査結果 にみられるように、何ら具体策を提示しないままであったり、あるいは、明確な根拠を示 していないにも関らず“影響は少ない”“変化は軽微”と結論付けたりするなど、恣意 的、かつ客観性を欠く内容になっています。 上記の様に、今回の公表資料が、単なる建設省の自主的調査の枠を出ない、環境影響評 価法の趣旨から外れた、いわゆるアワスメントになってしまっているのは、大変残念に思 います。 より良い事業内容とする為にも、私たちは以下の2点について、その実現を要請します。 1. ダム本体着工の前に、環境影響評価について調査のやり直しを行う事。 2. 再調査にあたっては、調査範囲や項目、方法などについて、専門家や市民団体を交 えた「川辺川ダム環境影響評価委員会」を設置し、充分な議論の基に進める事。 なお、本件については8月31日までに代表連絡先宛に文書にてご回答頂きますようお願 い申し上げます。 環境影響調査のやり直しを求める市民団体一同(団体一覧は別紙参照) --------------------------------P2 不足しているアセスメント対象項目の例 ●ダムによる土砂の供給停止が下流域の環境に与える影響が調査対象から欠落している ●ダム下流域への影響についても、全く調査がなされていない。 ●流域に生息する魚類などの分布と環境の様子、魚類などの具体的量の調査がない ●河口の干潟や八代海沿岸に与える影響についても全く調査漏れ ●地下水脈分断や、ダム湖への貯水による地下水状況の変化についても未評価 ●周辺渓流での堆砂対策の砂防ダムの影響予測がない ●水没地域内の廃鉱跡からの重金属類などの流出汚染も未調査 ●ダム湖周辺の地盤の安定性確保、山腹崩壊などの調査項目も欠落 ●通風障害や強風発生など気象に与える影響も未検討 ●非常放水門使用時は、下流域はダム災害に襲われるが、一切言及がない ●ダム本体の堆砂計算や耐用年数の調査結果がない ●廃棄時の取壊しや産業廃棄物などの検討が全くなされていない ●ダム供用期間中の維持管理についての影響調査項目が見当たらない ●遺跡・埋蔵文化財の保全策も未調査 ●複数案の比較評価についての代替案検討が全くなされていない ●生態系の種構成や生息量などについてのデータがない 資料に項目の記述はあるが、調査方法もしくは内容が不適切な例 ●九折瀬洞窟の保全については具体的施策は何ら提示されていない ●人と自然との触れ合いについては、定量的統計データが勘案されておらず、恣意的 ●クマタカの生息環境の保全についても、効果的とする根拠が曖昧 ●動植物の生物調査全般については生息環境や生態系として捉える視点が不足 ●水質予測シミュレーションの評価方法が不適切かつ、恣意的に評価している 検証結果の一部を列記しましたが、実際の再調査にあたっての項目や調査方法は、設置を 要望している「川辺川ダム環境影響評価委員会」にて議論をすることと致します。 --------------------------------P3 熊本県知事 潮谷 義子 殿 川辺川ダム事業における建設省の環境影響調査についての要望書 先日、建設省から「川辺川ダム事業における 環境保全への取り組み」の資料が公表さ れましたが、川辺川ダム事業に関心のある市民団体でも、公表内容について専門家を交え て検証を行いました。 検証の結果、残念な事ですが建設省の公表資料が、恣意的で客観性を欠いたものであるこ とが明らかとなりました。 建設省に対しましては、環境影響調査のやり直しと、再調査にあたっての市民団体との 意見交換の場の設置を要請しております。(詳細は、添付資料をご参照下さい) 私たちの要請内容については、環境立県とパートナーシップを方針として挙げられている 潮谷県政の方向性に合致するものと考えております。 自然環境との共生や保全がますます重要となる今日、事業推進前提の「アワスメント」 は終焉を迎えました。県の行政長として、環境行政の適正な遂行と言う観点からも、川辺 川ダム事業についての環境影響調査については、事業主体である建設省に対して、再調査 を要請して頂きたいと思います。 また、住民参加のプロセスを取り入れ、より良い評価が行われるように「川辺川ダム環境 影響評価委員会」の設置についても、ご助力を賜りますよう要望致します。 私たち多くの市民の自然環境を愛する声を、本事業に反映出来るようにご尽力を賜りた く、要望書を提出させて頂きます。 環境影響調査のやり直しを求める市民団体一同(団体一覧は別紙参照) --------------------------------P4 環境影響調査のやり直しを求める市民団体一覧 ・ 美しい球磨川を守る市民の会 ・ 子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会 ・ 自然観察指導員熊本県連絡会 ・ 環境ネットワークくまもと ・ クマタカを守る会 ・ クマタカ調査グループ ・ 川辺川を守る関西の会 ・ 川辺川・球磨川を守る漁民有志の会 ・ 五木を育む清流川辺川を守る東京の会 ・ やまんたろ・かわんたろの会 ・ 清流球磨川・川辺川を未来に手渡す流域郡市民の会 ・ 清流川辺川を守る福岡の会 ・ 八代女性市民の会 ・ 脊梁の原生林を守る連絡協議会 ・ ブナの森を育てる会 ・ 球磨川さなぼり会 ・●●●●<=ここに賛同して頂いた連名団体を連ねて行きます。 代表連絡先: 〒866−0831 熊本県八代市萩原町1−2−7 出水 晃 Tel 0965−32−2261 --------------------------------要望書ここまで ●参考資料 建設省発表:川辺川ダム事業における環境保全への取り組み(超長文) http://www.qs.moc.go.jp/kawabe/kishafrm.html 「客観性欠く内容」 環境調査報告を検証 再調査要望へ(新聞記事) http://www.kumanichi.co.jp/dnews/20000807/kiji1_0000002913.html クマタカ保全策で初協議 建設省と民間調査グループら 川辺川(新聞記事) http://www.kumanichi.co.jp/dnews/20000808/kiji1_0000002919.html |