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 完成予想図

 1億円の年収をあげるために県の持ち出し費用が4億円の佐賀空港をはじめ、バブル時代に
計画された地方空港は軒並み「お荷物」になっています。
 年間100万人以上の利用と言うのは世間知らずもいいところです。
■静岡県の借金はすでに2兆円
 
職員の給料を減らしたり、あちらこちらに緊縮財政を押しつけておきながら、利用価値
も、地元の経済効果も無い空港だけは「特別扱い」とはどういうことでしょう。
■新幹線駅とトンネル・困惑かくせぬJR
 新幹線の静岡と掛川の間に駅など作ったら、のろのろ運転で、「のぞみ」も「ひかり」も
大渋滞。トンネルの上に建設予定されている空港のため、トンネルの補強工事は「経験
の無い」大工事。

■県民の良識でゼネコン県政にNOを!
 「作ってしまいさえすれば、後は野となれ…」式のゼネコン県政の象徴、静岡空港計画
をやめさせることで祉や教育を充実させ、安心して暮らせる静岡の実現を。

 
 榛原町の静岡空港予定地内にあるオオタカ営巣木を含む森林伐採方針を打ち出していた県
は22日早朝、職員ら140人余を動員して伐採作業を強行した。
 一ヶ月以上にわたって地元住民らとの対立が続いていたが、これまで静かだった現地に一転
してチェーンソーの金属音が響き渡った。
住民たちは「恐るべき愚行」と県に抗議。「県民無視」と「環境破壊」を訴え、怒りをあらわにした。
(中略)「周辺地域の営巣木や森林の保護・復元の代わりに、空港予定地内の営巣木は伐採」
する。
この論理は、県の空港建設の自然保護策に一環して流れている。
 貴重な植物群の「移植」も同様の発想で、しかも対策の実効性には疑問が多い。
 オオタカは、ツグミやヒヨドリなどをえさとする。鳥は昆虫や木の実を食べる。昆虫は樹木や草
花の中ではぐくまれる。
 この食物連鎖で、オオタカは頂点に位置する。伐採された里山は、人と自然の調和の中で維
持してきた場所だ。「里山を安易につぶしてはならない」。
 チェーンソーがうなる中、上空を飛んで行ったオオタカもそう訴えているかに見えた。県は事業
の妥当性、正当性を見直すべきではないか。(2月23日朝日新聞・静岡県版)