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知事候補擁立に関する見解


              「空港ノー」吉田町民の会  島 野 房 巳

 「静岡空港」反対運動に携わってきた者の一人として申し述べます。
 今夏の知事選は、「静岡空港」を潰すことを中心として県政を改革する最大のチャンス
であり、これを逃してこれほどのチャンスの再来は望めません。そのため、空港反対の立
場をとる候補のうち最善の候補をみんなで擁立して、必勝を期したく思います。


 私が思うに、擁立したい候補としては次の3要件を充たす人物であることが必要です。
1.国、自治体とも公共事業の全面的・徹底的な見直しが必要とする基本的考えの中で、
 「静岡空港」建設には反対の主張であること。
2.政治経済社会について高い識見を有すること(そうした高い識見を持っていたら「静岡
 空港」に賛成などするはずはありませんけれど…)。
3.“勝てる候補”であること、あるいは勝つのに最短距離にあること(それには、運動と投
 票では一部保守層まで巻き込むことができる可能性が必要です)。
 こうした見地からは、当然ながら、上記1.および2.を充たしていても同時に3.を充た
していなければ推すわけにはいきません。

 静岡県政と知事選は、譬えていえば、デコボコのひどい道の真ん中に石川という邪魔な
岩が居すわっている、その岩を取り除くことこそ先決で、まず岩を押し退けてから道を均
らせばよい、それより前に今、道がどうデコボコであるかなどを詳しく議論していて機を逸
するべきではない、岩に居すわられたのでは道は全然、よくしようがない…ということで
す。
 【まず邪魔な岩を取り除く】ために、みんなで協力できないものでしょうか。

 私にいわせれば、日本の政治が庶民大衆をないがしろにしていつまでも近代化しないの
は、多くの選挙民の政治意識が低いのをよいことに利益誘導の仕組みを放置しているか
らであり、その利益誘導の最大の武器が公共事業なのですから、公共事業を徹底的に改
革することこそ、この国の政治を改革する当面最大の目標であるべきです。
 全国的にみても悪しき公共事業の典型である「静岡空港」事業の息の根を止める最大
のチャンスを、みすみす潰すようなことはしたくないものです。